第277回 日本循環器学会関東甲信越地方 プログラム
第277回日本循環器学会関東甲信越地方会を終えて(報告)
2025年9月13日(土)、ステーションコンファレンス東京にて、第277回 日本循環器学会関東甲信越地方会会長を務めさせていただきました。1616名と多くの方にお集まりいただき、お陰様で大変盛会となりましたことを報告いたします。
前回の第276回地方会同様、第一会場はWeb配信とさせていただきました。現地での学会参加が難しい皆様にも、学会参加が可能になったことを嬉しく感じております。今後もハイブリッド開催が進み、多くの会員の皆様が参加できる環境が整うことを切に願っております。
今回の大会テーマは<循環器治療の現状と今後の発展>といたしました。教育セッションでは<循環器疾患の現在、今後>、<僧帽弁閉鎖不全症に対するアプローチ>、会長企画セッションでは<STEMI治療最前線>、<循環器疾患における画像診断の進歩>の4セッションを行いました。また、予防委員会企画セッション、学術委員会企画セッション、ダイバーシティフォーラム、循環器病対策推進セッション、JCS-JHRS合同企画、生物統計セミナー、ベストティーチャーズ生ライブ、医療安全医療倫理に関する講習会など、多くの領域の先生にご協力をいただきました。ランチョン、デザートセミナーでは17もの講演をしていただき、熱い議論が行なわれました。あわせて感謝申し上げます。
一般演題には116題の応募をいただき、そのうち19演題は4つのAWARDセッション(Student Award、Resident Award、Clinical Research Award、Case Report Award)で発表していただきました。この4つのセッションには、多くの応募があり、審査をお勤めいただきました先生に感謝申し上げます。審査を通過したAWARDの先生、学生の皆さまの発表はどれも素晴らしい内容で、最終審査もご苦労様でした。AWARDセッションの最優秀賞と優秀賞の発表は、会終了後の懇親会で行われました。一般演題セッションでは、今回座長とコメンテーターの先生各2名をお願いして、どの会場も素晴らしい発表と活発な討論が行われました。
最後になりますが、素晴らしい企画・運営にご協力いただいた先生方や運営会社のビジョンブリッジの皆様方、共催セミナーにご協力ご協賛いただきました企業の皆様方、そしてご参加いただきました皆様に心から感謝申し上げます。
武蔵野赤十字病院 循環器内科
足利貴志