支部長あいさつ

支部長:池田 隆徳

日本循環器学会 関東甲信越支部
支部長 池田 隆徳
(東邦大学 医学部長/大学院医学研究科長/循環器内科教授)

この度、日本循環器学会関東甲信越支部の支部長を拝命いたしました。大変光栄なことであり、身の引き締まる思いであります。これまで以上に本会を活性化させ、さらなる発展を目指したいと考えています。

本支部の母学会である日本循環器学会は正会員(27,600名)と準会員(10,400名)を併せた会員数が実に約38,000名にも及ぶ、日本でも有数の巨大な学会です。日本循環器学会は、全国を9つの地方会に分けて活動していますが、そのなかでも関東甲信越支部は最も規模の大きい支部です。本学会と密に連絡を取りながら、他の支部とも連携し、本支部役員の先生方の協力のもと、日本全体の循環器医療の向上に貢献していければと考えております。

関東甲信越支部では学術集会としての地方会を年に4回開催し、会員相互の学術的な意見交換を行っています。地方会には毎回約1,000名に及ぶ会員が参集し、学術的な意見交換の場となっています。毎回、教育講演、会長企画セッション、学術研究発表、症例報告を行っていますが、本地方会の目玉としては、4つのAwardセッション(Student Award、Resident Award、Clinical Research Award、Case Report Award)のcompetitionを行っていることです。4名の審査員が厳正に評価し、最優秀賞、優秀賞の受賞者を決定し、会終了後の懇親会で表彰しています。それ以外にも、救急蘇生に関するBLS・ACLS講習会、ダイバーシティ・フォーラムを定期的に行っています。

委員会としては、学術委員会、情報・広報委員会、ダイバーシティ推進委員会、チーム医療委員会、地方会あり方検討委員会、予防委員会、U-40部会があり、いずれの委員会も積極的に活動していただいています。これらの委員会に加えて、循環器病対策推進委員会が立ち上がり、脳卒中・循環器病対策基本法に沿った推進計画が行われています。

関東甲信越支部では、社会および会員皆様からのニーズに応えるよう積極的に取り組んでまいりますので、ご支援とご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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