情報・広報・啓発委員会より

第266回 日本循環器学会関東甲信越地方 プログラム

プログラム(PDF)

第266回 日本循環器学会関東甲信越地方会の報告

2022年12月10日 第266回日本循環器学会関東甲信越地方会の大会長を務めました横浜南共済病院循環器内科鈴木 誠でございます。
本会の会長企画セッションIでは我が国の現状を踏まえた心不全治療を考えると題し、循環器病対策基本法・心不全療養指導士・心不全チームに関するご講演をいただき、セッションIIでは心不全合併心房細動に対するアブレーションと慢性冠症候群に対するPCIについてディベート形式での討論であったこともあり、高評価をいただきました。教育講演では心エコーと心電図にフォーカスをあて、わかりやすくご解説いただきました。
一般演題は15セッション、AWORDは4セッションを開催いたしました。98件という多くの演題登録をいただきましたことを御礼申し上げます。なかでもコンペティションであるAWORDではとても素晴らしい発表と十分な質疑を拝聴しましたが、内容のみならず堂々とした受け答えから演者のレベルの高さを感じました。結果、Student Award東京医科歯科大学 石川 紗佳さん、Resident Award横浜労災病院 医師臨床研修センター 清原 悠嵩先生、Case Report Award榊原記念病院 関 侑華先生、Clinical Research Award浜南共済病院 山上 洋介先生が最優秀賞を受賞されました。おめでとうございます。
これらに加えて、第13回ダイバーシティーフォーラム、学術委員会企画セッション、日本心臓リハビリテーション学会関東甲信越支部との合同シンポジウム、専門医セッション生物統計・基礎研究セミナー、第17・18回榊原研究助成研究成果発表会などの企画も同時に開催されました。
以上のような内容を、今回も前回大会と同様にコロナ禍で第8波に突入している状況ではありましたが、完全対面形式で開催することができました。天候にもめぐまれ700名を超える参加があり、成功裏に終了できましたこと、全ての発表者の先生・医学生、座長や審査を行って頂いた先生ならびに参加者の皆様には心より御礼申し上げたいと思います。
最後になりますが、本地方会を開催するにあたっては、横浜南共済病院循環器内科のスタッフ、学会事務局、および関係企業の方々には、大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。

横浜南共済病院循環器内科
鈴木 誠

前のページに戻る  ページトップ

事務局
日本循環器学会関東甲信越支部 〒162-0833 東京都新宿区箪笥町43 新神楽坂ビル 有限会社ビジョンブリッジ内
E-mail: jcs-kanto@supportoffice.jp