情報・広報・啓発委員会より

第262回 日本循環器学会関東甲信越地方 プログラム

プログラム(PDF)

第262回 日本循環器学会関東甲信越地方会報告

第262回日本循環器学会関東甲信越地方会は12月4日、従来より1つ多い6つの会場を用意し、オンラインでLIVE開催(一部共催セッションはオンデマンド)にて行いました。会長企画セッションでは「各都県での循環器病対策推進の取り組み」として各都県での循環器病対策推進の現状や取り組みをご紹介いただき、有意義な情報交換ができました。また、2つの教育セッションの内、教育セッションⅠでは「心不全治療の最前線」というテーマで、九州大学の筒井先生に「心不全薬物療法の最新情報」、富山大学の絹川先生に「重症心不全に対する非薬物治療の新展開」というタイトルで心不全の薬物・非薬物療法の最新の情報をご紹介いただきました。教育セッションⅡでは、「循環器研究とその臨床への実装」をテーマに、信州大学の古庄先生から「循環器領域におけるクリニカルシークエンス:信州大学医学部附属病院遺伝子医療研究センターの取り組み」と題して循環器疾患遺伝子研究の循環器診療への実装の試みをご紹介いただき、また京都大学の木村先生からは「循環器臨床研究:どう取り組み、どう考える」というタイトルで、日常の循環器診療におけるクリニカルクエスチョンから臨床研究を組み立て、その結果を実際の循環器診療へ実装するという一連の活動をどのように行うか、ご自身の経験も踏まえてご講演いただきました。両講演とも循環器疾患診療にかかわる若手医師にとって励みになる講演であったと思います。生物統計セミナーでは東京大学の大庭先生からメタアナルシスの見方・読み方に関してわかりやすいご解説をいただき、今後臨床研究を目指す若手医師にも大いに役立ったものと思います。スポンサードセミナーは15講演を企画し、それぞれの循環器領域における最新のトピックスをご紹介できました。アワードセッションでは従来の4セッションに加えて、女性循環器医師、循環器基礎研究者への応援の意味を込めて、women's research awardとbasic・translational research awardを追加しました。それぞれのアワードセッションでは審査委員の先生をはじめ多くの先生方のおかげで質の高い発表がなされておりました。また一般演題は12のセッションで行い、それぞれのセッションで活発な議論がなされておりました。ご応募いただいた演題総数は143演題にのぼりました。

これらに加えて、デバイス開発セミナー、第9回ダイバーシティーフォーラム、学術委員会企画セッション、日本心臓リハビリテーション学会関東甲信越支部との合同シンポジウム、第16回榊原研究助成研究成果発表会などの企画も同時に開催いたしました。これらの企画セッションにおける皆様方のご尽力にお礼を申し上げたいと思います。

今回はLIVE開催で1日のみの開催でしたが、835名の参加登録をいただきました。本会で学んだことが、ご参加いただいた皆様方の今後の活動の一助になればうれしく思います。

最後に発表していただいた先生、医学生、座長や審査の労をお取りいただいた先生ならびにご参加いただいた皆様に厚く御礼を申し上げます。

信州大学医学部循環器内科学教室
桑原 宏一郎

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