第275回関東甲信越地方会のご案内
下記の通り、地方会を開催いたしたくご案内申し上げます。
日時 | 2025年2月8日(土) |
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会場 | ステーションコンファレンス東京(千代田区) |
会長 | 緒方 信彦(上尾中央総合病院 心臓血管センター 循環器内科) |
会費 |
※初期研修医、医学部学生は当日受付にて初期研修医証明書、学生証をご提示ください。 <インボイス制度について> |
プログラム | |
演題募集 | 演題登録は終了いたしました。多数のご登録ありがとうございました。 |
発表方法 | 詳しくはこちらをご覧ください。 |
お知らせ |
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関連学会 | 関連学会広報のお申込みはこちらから |
お問合せ先 | 日本循環器学会関東甲信越地方会 運営事務局 有限会社ビジョンブリッジ内 〒162-0833 東京都新宿区箪笥町43 新神楽坂ビル TEL:03-5946-8572 E-mail:jcs-unei@supportoffice.jp |
【会長挨拶】
このたび第275回日本循環器学会関東甲信越地方会の当番会長を拝命しました、上尾中央総合病院の緒方信彦です。当施設は市中一般の教育病院として日常診療を行っておりますので、今回はアカデミアとは異なる視点から日常診療と臨床現場におけるテーマを中心として企画させて頂きました。
会長企画セッションⅠとして、「心不全パンデミック時代の地域連携診療」を企画しました。増加の一途を辿る心不全患者を急性期から終末期まで一貫して同じ医療者が関わることは一般に困難であり、病気のステージや患者さんの生活に合わせた連携協働は不可欠です。また増加するがんサバイバーに関わる腫瘍循環器では循環器専門医のみで完結不可能であると考えます。本セッションでは、腫瘍循環器、地域医療、栄養と薬物治療をテーマにご講演いただく予定です。つぎに会長企画セッションⅡでは、政策としての医療を含めた官民連携と、医療機関経営の視点から医療の付加価値や持続可能性の向上の2つのテーマにスポットライトを当てました。普段学会ではあまり触れる機会の少ない分野の話題提供となると考えます。会長企画Ⅲでは、カテーテル治療の話題として本年国内へ導入されるパルスフィールドアブレーションに関わる話題提供の機会を設けました。高周波やクライオアブレーションとの対比を議論予定です。
この他教育セッションでは、心臓超音波検査やACSに対するprimary PCIという臨床現場で教育的優先度が高いテーマを設けました。研修医セミナーでは、働き方改革時代を迎えてますます多様化する若手医師のキャリアパスに目を向けて、各フィールドで活躍中のロールプレイヤーからご講演を頂く情報提供の場とさせて頂きました。併せて心不全療養指導士セッションも開催いたしますので、心不全診療に関わるメディカルスタッフの皆様にも、積極的にご参加頂けると幸いです。
4年が経過し遷延する世界的なパンデミックにより、社会経済活動のみならず学術的な交流も大きなパラダイムシフトを迎えつつあります。医療現場ならびに学会開催を取り巻く環境が厳しい昨今ですが、今後に続く新たなテーマが想起される魅力ある地方会となれば幸いです。ご参加ならびに活発な討論をお願い申し上げます。
第275回関東甲信越地方会
会長:緒方 信彦
(医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院 心臓血管センター 循環器内科)