第270回関東甲信越地方会のご案内
下記の通り、地方会を開催いたしたくご案内申し上げます。
日時 | 2023年12月16日(土) |
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会場 | ステーションコンファレンス東京(千代田区) |
会長 | 笹野 哲郎(東京医科歯科大学大学院循環制御内科学) |
プログラム | |
演題募集 | 演題登録は終了いたしました。多数のご登録ありがとうございました。 |
発表方法 | 詳しくはこちらをご覧ください。 |
託児所のご案内 | ご予約は締め切りました。 |
お知らせ |
第270回地方会はおかげさまで、多くの方々にご参加いただき終了いたしました。 |
Award審査結果 |
お問合せ先 | 日本循環器学会関東甲信越地方会 運営事務局 有限会社ビジョンブリッジ内 〒162-0833 東京都新宿区箪笥町43 新神楽坂ビル TEL:03-5946-8572 E-mail:jcs-unei@supportoffice.jp |
【大会長のことば】
次回、12月16日開催の第270回関東甲信越地方会では、3つのテーマで企画を考えました。第1は、「医工連携による循環器内科診療・研究の発展」です。循環器領域における医工連携には、機械学習・深層学習などAIの発展と、ウェアラブル機器など新たなデバイスの開発、の両者が寄与しています。今回、“教育セッションI, II”ではAIのハンズオンセミナーを行うことにしました。AIをツールの一つとして臨床研究に役立ててもらうことがセミナーの目的です。地方会ならではの手軽さ、距離の近さを利用して、初心者の方にも受けていただけるように準備していますので、できればPC持参でお越し下さい。“教育セッションI”では数値データ解析、“教育セッションII”では画像データ解析、のハンズオンを用意しています。座席と作業スペースを確保したい方のために事前参加登録を行いますが、当日席もありますので、気軽に参加して頂ければ幸いです。さらに、新規デバイスの進歩なども含む、より広い医工連携の応用について、“会長企画セッションI”で議論したいと思います。
第2のテーマは「心不全治療の発展」です。“会長企画セッションII”では、薬物療法・VAD適応の広がり・機械的補助デバイスの発展から心臓移植まで、めざましい進歩を遂げている重症心不全治療について最先端の話をして頂きます。また“学術委員会企画セッション”では、機械的補助デバイスのなかでImpellaを中心に討議して頂きます。
3つめのテーマは「基礎研究」です。近年、日本の循環器領域では基礎研究が下火になっており、危機的状況といえます。誰かが見つけた知見と、誰かが開発した技術をもとに診療を行うだけでは、日本発の革新を生むことは困難ですし、個々の医師のキャリアプランの中でも、一定期間を基礎研究やトランスレーショナル研究に費やすことは決して無駄ではありません。まずは循環器医が基礎研究をおこなうことの楽しさと意義について知っていただきたく、“基礎研究セミナー”を企画しました。さらに“教育セッションIII”では、臨床研究・基礎研究の成果がどう結実するか、高安動脈炎を例にとって講演頂きます。
特に若い先生方に、是非気軽に参加して頂ければ幸いです。
第270回関東甲信越地方会
会長:笹野 哲郎
(東京医科歯科大学大学院循環制御内科学)