包括システムによる日本ロールシャッハ学会
第31回東京大会

Japan Rorschach Society for the Comprehensive System

プログラム

CSIRA & ISR コラボ企画 (オンデマンド配信 日本語字幕付き)

Special Lecture(60分)

Rorschach Assessment in a Child & Adolescent Inpatient Setting: 20 years of Findings

配信期間 8月1日(土)~8月16日(日)
講  師 David L. Pogge、John Stokes(USA)
概  要 ニューヨーク市にある私立精神科病院(Four Winds Hospital)で、長年にわたり包括システムを用いて児童思春期のデータを4800例以上蓄積している、David L. Pogge先生とJohn Stokes先生が、その貴重なデータに基づき、包括システムの活用の最前線を語ります。
このSpecial Lectureは、日本に居ながらにして、ニューヨークでの臨床実践に触れることができる貴重なプログラムです。
Special Session(各30分)

How we in Denmark are trying to make the Rorschach a valuable method for Danish psychologists

配信期間 8月1日(土)~8月30日(日)
講  師
Kim Gabriel Hansen(Denmark)
概  要 デンマーク学会会長、CSIRA副会長であるKim Gabriel Hansen先生が、本大会に寄せて、デンマークにおける包括システムの活用状況やロールシャッカーの養成体制について語ります。

A Message from the Editor-in-Chief: Why and How to Publish in Rorschachiana

配信期間 8月1日(土)~8月30日(日)
講  師 Filippo Aschieri(Italy)
概  要 ロールシャッキアナ編集長であるFilippo Aschieri先生が、本大会に寄せて、ロールシャッキアナを紹介し、最近の投稿状況や論文の書き方のポイント等について語ります。

2026年8月8日(土) ワークショップ

時間 10:00〜17:00
プログラム
A. CPCSレベル1単位B研修会
講師 :大関美香子(陸上自衛隊仙台駐屯地)・小澤久美子(東京家庭裁判所)
10:00〜16:00
B. CPCSレベル2B研修会認定研修会
思春期の揺れ動きに付き添うためのロールシャッハ・テスト
講師 :佐藤昭宏(ミネルバ病院)・野田昌道(北海道医療大学)
10:00〜13:00 13:30〜 14:00〜17:00
C. 総合企画委員会企画ミニワークショップ
初学者必見!「先輩の頭の中を見てみよう」
講師 :馬淵聖二(千歳烏山心理相談室)
対話者 :上田裕太郎(神戸家庭裁判所)
受付開始
E. 国際交流委員会企画ミニワークショップ
国際学会デビューを応援!−発表準備とアブストラクト作成入門
講師 :三浦優生(愛媛大学)
D. 研修委員会企画ミニワークショップ
臨床場面で出会う難しいコーディングー判断に迷うロールシャッハ反応をどう考えるか
講師 :兼城賢志(大正大学)・梨田春樹(福岡家庭裁判所小倉支部)
F. 理事会企画ミニワークショップ
Step by stepでレポート作成−グループワークで体験的に学ぼう!
講師 :小倉菜穂子(防衛医科大学校)・星出久子(青梅成木台病院)

10:00~13:00

A. CPCSレベル1単位B研修会

講師:大関美香子(陸上自衛隊仙台駐屯地)・小澤久美子(東京家庭裁判所)
概要:当学会の認定資格である CPCS(Certificate of Proficiency in the Rorschach Comprehensive System)のレベル1(基礎:施行法とコーディング)は包括システムについて,①適正な実施,②正確な記録,③的確なコーディング,④構造一覧表の作成ができる者を学会として認定することを目的としています。レベル1の取得には単位A,B,C及びDの4研修会を受講し,単位B研修会(コーディングの基礎)で実施される理解度確認試験に合格する必要があります。また,単位C及びD研修会の受講前に単位B研修会を受講しておく必要があるため,CPCSの取得を目指す方は,最初に今回の研修会の受講をお勧めします。CPCSの詳細は,学会ホームページをご覧ください。

10:00~16:00

B. CPCSレベル2B研修会認定研修会
思春期の揺れ動きに付き添うためのロールシャッハ・テスト

講師:佐藤昭宏(ミネルバ病院)・野田昌道(北海道医療大学)
概要:思春期の子どもたちを支えるために、ロールシャッハをいかに活用できるでしょうか。本ワークショップでは、心理検査施行から始まり、ともに迷い、揺れる中で、ロールシャッハを時々の羅針盤として展開していった、思春期のクライエントのケースを検討します。思春期の子どもたちの心の揺れに付き添い、支えていくため、いかにロールシャッハを用いるかを、参加者全員で考えていければと思っています。

10:00~13:00

C. 総合企画委員会企画ミニワークショップ
初学者必見!「先輩の頭の中を見てみよう」

講師:馬淵聖二(千歳烏山心理相談室)
対話者:上田裕太郎(神戸家庭裁判所)
概要:ロールシャッハを学び始めた方が対象となります。講師がリアルタイムで解釈を行いますが、その際に考えていることを言語化しながら進めていきます。それに対して対話者が「なんでそう考えたの?」「どこでそういう仮説になったの?」などとツッコミを入れる形でワークショップを進めていく予定です。実際の解釈がどういう思考過程で進められていくのかを観察できる機会になればと思います。どうぞお気軽にご参加ください。

10:00~13:00

D. 研修委員会企画ミニワークショップ
臨床場面で出会う難しいコーディング-判断に迷うロールシャッハ反応をどう考えるか

講師:兼城賢志(大正大学)・梨田春樹(福岡家庭裁判所小倉支部)
概要:臨床場面で判断に迷うロールシャッハ反応はなぜ生じるのでしょうか。本ワークショップでは、難しいコーディングが生まれる背景やその類型、迷ったときの考え方、質問段階の基本と留意点について整理した上で、模擬ケースを用いたグループワークを行います。講師と参加者が判断の根拠や迷いどころを共有しながら、コーディングを検討する視点を深めていくことを目的とします。基本的なコーディングが可能な中級者以上が対象です。

14:00~17:00

E. 国際交流委員会企画ミニワークショップ
国際学会デビューを応援!ー発表準備とアブストラクト作成入門

講師:三浦優生(愛媛大学)
概要:本ワークショップは、2027年国際ロールシャッハ及び投映法学会マドリード大会を視野に、日本から研究・実践を発信する力を高めることを目的としています。英語アブストラクト作成の基本、査読を意識した構成、発表準備のポイントを解説します。これらは国内外の学会発表に共通して役立つ実践的なスキルであり、質の高い研究発表を目指す方に有益な内容です。

14:00~17:00

F. 理事会企画ミニワークショップ
Step by stepでレポート作成-グループワークで体験的に学ぼう!

講師:小倉菜穂子(防衛医科大学校)・星出久子(青梅成木台病院)
概要:講師らのテストレポート作成のプロセスを、ステップごとに順を追って紹介します。Rorschachと質問紙を実施したケースについて、ワークシートを用いた少人数のグループワークを行い、レポート作成のステップを学びます。データをどのようにまとめ、どのような言葉で表現することが、クライアントの「靴を履く」ことにつながるのか、体験的に学べるワークショップとなるよう準備しています。臨床経験5年程度までの若手を対象とします。

2026年8月9日(日) 本大会

時間 10:00〜12:00 13:00〜 14:00〜16:30
プログラム
研究発表
総会
包括システム 
共に創る未来~今ここが最前線
シンポジスト:
川口拓馬(高知家庭裁判所)
小平真希(さいたま市南部児童相談所)
林たみ子(洛和会ヘルスケアシステム 洛和会メンタルサポート室)
司会:
渡邉悟(徳島文理大学)

10:00~12:00

研究発表

13:00~13:50

総会

14:00~16:30

シンポジウム 包括システム 共に創る未来~今ここが最前線

シンポジスト:
川口拓馬(高知家庭裁判所)
小平真希(さいたま市南部児童相談所)
林たみ子(洛和会ヘルスケアシステム 洛和会メンタルサポート室)

司会:渡邉悟(徳島文理大学)
概要:本シンポジウムでは、対象者の心理支援のために包括システムが活用されている現場こそが最前線と考え、各シンポジストから日々の臨床で積み重ねてきた臨床実践の成果を話題提供していただきます。それにより、参加者もご自身の最前線を確認し、その最前線を一歩でも1ミリでも前に進めてブラッシュアップを図り、明日からの臨床をエンパワーするとともに、包括システムの新時代を共に創るという意識を共有できれば幸いです。