講演内容に関する質問とよくあるご回答(Q&A)

お寄せいただきましたご質問は下記に順次掲載させていただきます。
お問い合わせ全般、蛍光灯安定器関連、JESCO関連のお問い合わせにつきましては、よくあるご質問も併せてご覧ください。

講演内容に関する質問

第1講.PCB廃棄物の処理(PCB特別措置法)について

メーカー不明の廃棄物については一般的にどちらの機関で、どのように対応されているのでしょうか。
メーカーが不明な場合でも、マーク、形状、番号、力率などで判別できる場合があります。
詳しくは産業廃棄物処理振興財団が作成した資料「安定器の適正処理について」をご覧ください。
それでも不明であった場合には、産業廃棄物処理振興財団において、相談窓口を設置しておりますのでご相談ください。

第2講.PCB含有電気工作物(電気事業法)について

資料7スライド目の「安全上の注意事項」の②にある「電気取扱者」の定義を知りたい。
電気事業法での定義はございませんが、本資料では電気主任技術者及び電気主任技術者の指導、監督の下で業務を行う者を意味します。
資料7スライド目「・・・、必ず電気取扱者に行わせること。」あるが、点検を”有資格者以外は実施してはならない”、や”特定の有資格者以外による点検は認めない”等規定している法律条文や定義根拠を教えて欲しい。
ここでは確認作業の際に本来点検すべき者以外の者が感電事故を起こす事故が起きているため、注意喚起を促しております。確認作業の際は電気事業法第42条に基づく保安規程に従って確認作業を行ってください。

第3講.照明器具安定器の適正処理について

特設HPから資料を拝見させていただき、1点質問いたします。
同資料の30-20にクランプメーターによる力率測定や電流測定による力率計算で判定する方法は、天井裏の配線(活線)を扱い、かつ高所作業になるかと思います。素人が行うには危険を伴う作業かと存じます。当方でもPCB判別のお問い合わせ対応させていただいておりますが、PCB掘起し調査の対象の古い建屋の所有者には高齢者の方が多いと感じており、この作業を高齢の方が行って転落等し、お怪我等されることを危惧いたします。この文書で作業を指示したことになり、責任問題の発生も危惧いたします。本来、このような作業は電気工事士等の資格をもった方が実施すべきではないかと思います。事業者様の安全のためにもご検討いただければ幸いです。
クランプメータによる力率測定に際して、不安を感じる場合は、電気工事業者等へご相談ください。
東京会場と大阪会場の講演資料が異なる場合は、異なる箇所のページ番号をご教示ください。
1頁 下部 “補助金”削除
4頁 下部 磁気式の説明追加
9頁 高効率⇒高力率へ修正
14頁、18頁 (株)ユーテック⇒ウシオライティングに変更
19頁 ウシオ電機追加
27頁 “電力損”に損失電力を補足
安定器の分解残部材のPCB汚染物該非判定について、サンプル調査で判断できる旨の説明があったように思いますが、JESCOホームページに掲載されている「廃安定器の仕分けの徹底・促進について(Ver.4.0)」5.廃安定器の仕分けフローの※4には「一つ一つの残部材に対して平成4年厚生省告示192号別表第三の第二(拭き取り試験法)の結果が0.1μg/100cm2以下であれば、その残部材は非PCBとして扱うことができる」とあり、残部材すべてを『非PCB』と判定するためには全数調査が必要と考えます。サンプル調査の場合は同※3のとおり『高濃度』か『低濃度』の2択の判定になると考えますがいかがでしょうか。
その通りです。

第4講.高濃度PCB廃棄物の処理委託手続きについて

東京会場と大阪会場の講演資料が異なる場合は、異なる箇所のページ番号をご教示ください。
シート3の右下に「中間処理完了後運搬軽減請求(中小限定)」を追記。

第5講.課電自然循環戦場について

課電自然循環洗浄について。
・P3のポイント3つの説明が早く、再度説明してほしい
この手法を実施した事例を提示してほしい
また、実施にかかった期間・経費と効果(洗浄せず通常処理を行った際の費用との差額・期間差)、この洗浄が行える事業者情報

ポイント1:前提条件として、以下3点を全て満たす必要があります。
・使用中の変圧器であること
・絶縁油中のPCB濃度が5mg/kg以下と測定済みあること
・銘板絶縁油量が2000L以上であること

ポイント2:以下3部位において、変圧器本体の絶縁油と同系統となっている場合は変圧器本体として取り扱います。
・負荷時タップ切換装置及び浄油機(LTC)
・エレファント
・感温部

ポイント3:洗浄対象部位は採油や油の入替が安全にできるか、できないかという基準で分けています。
そのため、変圧器本体と絶縁油が繋がっている部位や、別系統ではあるものの、採油ができる部位が洗浄対象です。

課電洗浄を実施した事例は、個社情報となることから恐れ入りますが、提示できかねます。
また、実施にかかった期間、経費等については当省で知り得ておらず、状況によって異なりますので詳細はお答えできません。

課電洗浄における費用につきましては、大まかには油入替に伴う施工費用(新油代+作業代)、廃汚染油の無害化処理費用(収集運搬費用+処分費用)に大別されます。
一方、使用中の汚染機器を廃止し、無害化処理を行われる場合には、撤去に伴う施工費用、汚染機器及び廃汚染油の無害化処理費用、代替機器の購入・据付施工費用がかかるものと存じます。
費用につきましては、対象となる汚染機器の仕様(油量等)により異なり、廃止後に無害化処理を行う場合も同様に一概には比較できないことから、詳細は判りかねます。

課電洗浄の期間については、事前の油入替作業などに1週間程度の施工期間を要し、その後実施手順書に記載された課電期間を要するものと想定されます。
汚染機器を廃止し、無害化処理を行う場合には、選択する処理方法により、要する期間が異なるかと思料致します。

課電洗浄は手順書の公表により、多くの事業者で実施可能となっておりますので、洗浄を行える事業者についてはインターネット等で検索いただきたく存じます。

よくあるご質問

全般

処分期間とは何ですか
処分期間とは高濃度PCB使用製品の所有事業者が当該使用製品の使用を終え、PCB廃棄物を自ら処分又は廃棄することを義務づけた期間であり、処分期間内にJESCOとの処分委託契約の締結を完了させることを求めています。
計画的処理完了期限とは何ですか
計画的処理完了期限は処分期間末日の一年後であり、法に基づく基本計画で定めた期限です。
非PCB使用機器はどのように処分すればよいのでしょうか
非PCB使用機器であれば金属くず等として産業廃棄物処理業者に委託して処理することができます。ただし、処理を委託する際に処理業者から非PCB機器であることの証明を求められる場合があります。

蛍光灯安定器関連

安定器分別後の残部材はどのように処分すればよいでしょうか
高濃度PCB廃棄物と分類されたものはJESCOに委託契約を行ってください。PCBを含有しないことが確認されたものは産業廃棄物処理業者に委託して適正処理をお願いします。
安定器の銘板が確認できない場合にはどうすればよいでしょうか
産業廃棄物処理振興財団において、相談窓口を設置しておりますので、ご相談ください。
古い家屋の蛍光灯はどのように処分すればよいでしょうか
店舗、工場等から転用された家屋の場合、設置時期によりPCBを使用している可能性がありますので、銘板等でPCBの有無を確認して、PCBを含有する場合はJESCOに処分委託をお願いします。
なお一般の家屋で使用されている照明器具であればPCBは使用していませんので、自治体の処理方針に従って処理をお願いします。
PCBを使用している蛍光灯を取り外す際の相談先はありますか
自治体若しくはJESCOにご相談ください。
コンデンサの取り外しや解体は専門業者でないと行えませんか。
法令に基づいた安全対策がなされていれば、専門業者でなくてもかまいません。
コンデンサはどのように処分すればよいでしょうか
コンデンサは銘板によりPCB含有の確認を行い、その結果により、高濃度、低濃度又は非PCB廃棄物として処分することになります。なお、銘板の判別が困難であり抜油が可能な場合は、PCB濃度分析を分析し、その結果に応じて、高濃度、低濃度又は非PCB廃棄物として処分することになります。
安定器の製造メーカーが不明の場合はどうすればよいでしょうか
産業廃棄物処理振興財団において、相談窓口を設置しておりますので、ご相談ください。
安定器の本体に非PCBの刻印がされていて、ラベルが無い場合、非PCBと判断して良いですか。
非PCBと判断していただいて結構です。

JESCO関連

JESCOでは何を処分しているのでしょうか
変圧器・コンデンサー等については抜油して、化学処理にてPCBを分解しています。安定器・汚染物等についてはプラズマ炉にて溶融処理を行っています。
JESCOへの登録から処分までの期間はどのくらいでしょうか
JESCOへの登録が完了した保管者様から順次契約のご案内を行っておりますが、具体的な期間はJESCO各事業所営業課に問い合わせ願います。
JESCOへの収集運搬業者の紹介はしてもらえますか
JESCO各処理事業所への入門許可を取得している運搬事業者はJESCOのウェブサイトに掲載しております。
分析を行わずにPCB含有機器とみなしてJESCOで処分することはできますか
JESCOは高濃度のPCB廃棄物を処理する会社となりますので、制度運用上、銘板等で判別できない場合の「安定器」以外の廃棄物をみなし高濃度PCB廃棄物として受入・処理することはできません。
JESCOに登録する際には何らかの資格は必要ですか
JESCOへの登録時に必要な資格はありません。
JESCOへの登録後、新たに発見した場合はどうすればよいですか
改めてJESCOに登録をお願いします。
なお、新たに発見された廃棄物は、既にJESCOに登録済みの保管容器に入れることができる場合は、重量の変更手続きのみで足ります。
JESCOへの登録の代行を行ってもよいですか
登録の代行は可能です。
JESCOで各メーカーの情報の集約は行わないのですか
合併などにより情報が整理できていないメーカーや廃業しているメーカーもありすべての情報を集約することは困難な状況です。
なお、整理できたメーカーの情報については、JESCOホームページ上で公開しています。
低濃度PCB廃棄物の範囲拡大に伴うJESCOへの手続きはどうすればよいのでしょうか
範囲を拡大した可燃性の汚染物等(汚泥、紙くず、木くず、繊維くず、廃プラ類)で、PCBの濃度が1㎏あたり100,000(10万)mg以下のものについては、令和2年3月に無害化認定を行いました無害化処理認定施設にご相談ください。
連絡先は環境省HP(https://www.env.go.jp/recycle/poly/facilities.html)にてお知らせしております。
JESCOへの登録の際に重量の測定が困難な場合にはどのようにすればよいでしょうか
個別に対応いたしますので、JESCOにご相談ください。