光ファイバーセンシング(DAS)技術活用の最前線
~最新の技術動向と新たな応用分野への期待~
【2024年11月20日開催】
【動画のご視聴方法】
本視聴ページでは、イベントのプログラムごとに分けて、動画を配信しています。
視聴いただく際には、以下の各プログラムの左側のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。
【イベント概要】
本機械システム・イノベーションセミナーでは、光ファイバーによるセンシング技術であるDAS(Distributed Acoustic Sensor) の新たな応用分野への期待について、専門家、関係研究機関による講演を行います。
DASは既に石油掘削等の分野での用途が確立されていますが、現在、内外の研究機関で新たな応用分野への研究が進んでいます。本セミナーではDAS技術の最新の動向と、新たな応用分野への活用の期待について、基調講演と研究機関からの講演を通じて解説いたします。
基調講演では、DASの技術動向と新たな応用分野について、概観します。また、光ファイバーを用いた新たなインフラ維持管理手法、光ファイバーDASによる超臨界地熱資源探査技術開発の事例を解説します。
さらに、研究機関からの講演では、最新の研究動向を紹介します。「光ファイバDASと微動探査による地盤モニタリング手法の開発」(防災科学技術研究所)、「南海トラフ巨大地震発生域での光ファイバセンシングを活用した地殻活動モニタリング」(海洋研究開発機構)、「高精度DASの研究開発と既設通信ネットワーク設備におけるDAS応用」(NTTアクセスサービスシステム研究所)、「鉄道沿線の既設通信用光ファイバーケーブルを活用したDAS地震観測網の開発」(鉄道総合技術研究所)に関して、先端技術の具体的な研究事例を通して、DAS技術の将来に向けた活用可能性を探ります。
- 開会
- 機械システム振興協会 専務理事 相澤 徹
- 「DAS (Distributed Acoustic Sensor)の原理とその応用と地熱端探査への適用」
- 一般財団法人 エンジニアリング協会 首席研究員、静岡大学 客員教授 笠原 順三 氏
- 「光ファイバDASと微動探査による地盤モニタリング手法の開発」
- 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 研究主監 藤原 広行 氏
- 「南海トラフ巨大地震発生域での光ファイバセンシングを活用した地殻活動モニタリング」
- 国立研究開発法人 海洋研究開発機構 海域地震火山部門 地震津波予測研究開発センター
観測システム開発研究グループ グループリーダー
荒木 英一郎 氏
- 「高精度DASの研究開発と既設通信ネットワーク設備におけるDAS応用」
- 日本電信電話(株)アクセスサービスシステム研究所 主幹研究員 戸毛 邦弘 氏
- 「鉄道沿線の既設通信用光ファイバーケーブルを活用したDAS地震観測網の開発」
- 公益財団法人 鉄道総合技術研究所 副主任研究員 片上 智史 氏
- 閉会
- 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 研究主監 藤原 広行 氏