学んで救えるこどもの命

第58回日本小児循環器学会
学術集会

学んで救えるこどものいのち
-医療と教育の連携-

2022年7月23日(土)

開催概要

開催日 2022年7月23日(土)
時間 15:00~17:10(第一部 15:05~16:20, 第二部 16:25~17:05)※終了時間は多少前後いたします
会場 現地会場:札幌コンベンションセンター特別会議場
オンライン配信:ZOOM ウェビナー
※コロナウイルス感染症の動向を鑑み、会場での開催とオンライン配信を合わせたハイブリッド開催としました
参加費 無料(事前参加登録をお願いします)
申込み締切日 2022年7月22日(金)
※現地参加のご希望の方はお早めのお申込みをお願いします。
対象 学校関係者・いのちの授業に興味のある一般市民の方・学校教育に興味のある小児循環器学会会員
※どなたでも参加可能です。インターネットの接続環境は各自で準備お願いします。
共催 ヤンセンファーマ株式会社
後援 北海道教育委員会、札幌市教育委員会

学校教諭の皆様、学校教育に関わる皆様へ

学んで救えるこどものいのち 
―医療と教育の連携―

 日本小児循環器学会では、2018 年から2020 年に遠隔配信シリーズセミナー「学んで救えるこどもの命PH Japan プロジェクト( 以下PH Japan プロジェクト)」* を開催しました。全4 回のセミナーには延べ1,400 名を超える方々にご参加いただき、日本小児循環器学会学会員(以下学会員)のみならず多くの学校教諭の方々とともに、医療と教育の連携も含め種々のテーマについて意見交換しました。終了後の参加者アンケートでは、多くの学校教諭の方々からPH Japan プロジェクトと同様の取り組みの継続をご要望いただきました。一方、日本小児循環器学会評議員への学校教育との関わりに関する意識調査のアンケートから、「学校での教育に関わりたい」と回答する学会員が多く、学校教育への関心が高いことがわかりました。数年前から幼稚園・小中高と順次施行されている学習指導要領改訂に伴い、カリキュラム・マネジメントの充実のため、今後はますます学校外部から授業講師を募る機会も増え、広く社会に開かれた学校教育の推進が期待されています。私たち学会員は医療と教育の連携を目標として、いのちの大切さを児童・生徒に伝えたいと考えています。
 日本小児循環器学会では、昨年度「学会と教育の連携委員会」を新たに立ち上げ、現場の学校教諭の方々の意見を取り入れることで、学会と学校との連携を具体的な形にしていきたいと考えています。本市民公開講座では、すでに学会員が学校と連携して行ってきた事例(学校突然死予防教育、いのちの授業例等)を共有し、より良い連携の形を皆さんと意見交換したいと思います。
 本市民公開講座が今後さらに学会と教育の連携を推し進めていく原動力となることを期待しています。

(*グラクソスミスクライン株式会社医学教育事業助)

プログラム

第一部
15:00  開会の挨拶 慶應義塾大学 保健管理センター
小児科医 内田 敬子
  「学校で救える子どもの命」~小児循環器医にできること~ 愛媛大学大学院医学系研究科
地域小児・周産期学講座
小児科医 檜垣 高史
  「学校医としてコメディカルと共に行った小学校高学年への命の始まりと終わりの授業」 鹿児島生協病院 小児科
小児科医 西畠 信
  「移植ってなあに」 千里金蘭大学大学院 看護学研究科
心臓外科医 福嶌 教偉
  「本当に伝えたい!!いのちの授業」~保健体育・道徳での実践~ 東京学芸大学附属国際中等教育学校
保健体育科教諭 佐藤 毅
  「小児循環器医や多教科と連携する『いのちの授業』実践例」 筑波大学附属小学校
養護教諭 齋藤 久美
休憩(約5 分間)
第二部
16:25
 総合討論 司会: 内田 敬子 (慶應義塾大学保健管理センター)
ディスカッサント: 土井 庄三郎 (国立病院機構災害医療センター)
  佐々木昭弘 (筑波大学附属小学校 校長)
講師: 檜垣 高史 (愛媛大学大学院医学系研究科地域小児・周産期学講座)
  西 畠信 (鹿児島生協病院小児科)
  福嶌 教偉 (千里金蘭大学大学院 看護学研究科)
  佐藤 毅 (東京学芸大学附属国際中等教育学校 保健体育科教諭)
  齋藤 久美 (筑波大学附属小学校 養護教諭)
   閉会の挨拶 国立病院機構災害医療センター 院長
小児科医 土井 庄三郎