ご挨拶

このたび、第22回日本遺伝看護学会学術大会を2023年10月7日(土)、8日(日)に聖路加国際大学にて開催させていただきます。4年ぶりの対面開催となります(後日オンデマンド配信も実施します)。

日本遺伝看護学会は「臨床・教育・研究を通して、遺伝に関わる保健医療における看護職の役割を明確にし、遺伝看護サービスの質の向上を図る」ことを目的に活動しています。「遺伝看護」を探求するために先達は様々な挑戦を重ねていました。遺伝医療における看護実践の可視化、基礎教育や現任教育の充実、「高い専門性と優れた看護実践能力をもつ看護職者(高度実践看護師,Advanced Practice Nurse)」である遺伝看護専門看護師(CNS:Certified Nurse Specialist)の誕生、そして遺伝看護学の発展につながる研究の活性化に向けて邁進していた姿を想起しながら、本学術大会のテーマを「遺伝看護の未来を拓く」としました。「拓く」という言葉には、未開拓の場所などに手を入れて利用できるようにするという意味があります。より多くの看護職が、遺伝医療の対象となる人々への役割を発揮できるように、そして遺伝医療専門職に加え、関連学会・団体と協働を強化した活動を展開できるように、さらに遺伝看護学がますます充実するように、未来に向け私たちが果たすべき役割について多くの皆様と意見交換や対話ができる機会となることを願い企画を進めています。遺伝看護に関する教育、難病、がん、出生前検査、遺伝看護専門看護師の取り組み等を取り上げる予定です。

多くの皆様がご参加くださいますことを、心よりお待ち申し上げております。

第22回日本遺伝看護学会学術大会
大会長 青木美紀子(聖路加国際大学大学院看護学研究科)

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