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セミナー名 | 国際シンポジウム:AIと民主主義 |
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日程 | 2021年3月25日(木) |
時間 | 18:00-20:00 |
会場 | オンライン(Zoomウェビナー) ※事前にZOOMアプリのインストール、事前テストを推奨します。 |
主催 | 東京大学未来ビジョン研究センター、フランス国立社会科学高等研究院・日仏財団 |
言語 | 日本語・英語(同時通訳あり) |
参加費 | 無料 |
参加申込み | 申込みは締切ました |
社会的な分断や格差が問題となる中、人工知能(AI)をはじめとする情報技術はその溝を大きくする原因ともなれば、あるいは逆に民主主義に資するツールとなる可能性もあります。 AIが意思決定を支援するだけではなく、倫理的、政治的な判断にまで介入をするような設計となったとき、民主主義における人権や持続可能な社会といった価値はどのように拡張されるのでしょうか。本シンポジウムではフランスと日本の研究者らの議論を通じて、AIと民主主義をテーマに問題を提起し、論点を深堀していきます。 |
18:00 | 開会挨拶 江間有沙氏 (東京大学 未来ビジョン研究センター 特任講師) |
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18:05 | 講演1 ヴァネッサ・ヌロック氏(パリ第八大学 准教授) |
18:35 | 講演2 井上彰氏(東京大学総合文化研究科 准教授) |
19:05 | 指定討論者からのコメント アレクサンドル・ジェフェン氏 (国立科学研究センター研究主任) |
19:15 | 休憩 |
19:25 | パネルディスカッションと質疑応答 パネリスト:ヴァネッサ・ヌロック氏、井上彰氏、アレクサンドル・ジェフェン氏 |
19:55 | 閉会の挨拶 セバスチャン・ルシュヴァリエ氏
(フランス国立社会科学高等研究院・日仏財団 理事長、同研究院教授) |
ヴァネッサ・ヌロック氏パリ第8大学の政治理論と倫理学の准教授でLEGS(ジェンダーとセクシュアリティー論ラボラトリー)の研究員。ユネスコ人工物と生物の倫理会議の議長を務めている。彼女の研究は、倫理的、政治的、科学的な問題の交差点に位置しており、特にジェンダーと教育の問題に重点を置いている。これまでに正義とケア、動物倫理、ナノテクノロジー、サイバー遺伝学、神経倫理学などのテーマに取り組んでおり、現在は人工知能が提起する倫理的・政治的問題に焦点を当てた研究を行っている。最近の論文には、人工知能が提起した倫理的・政治的問題に関する学術誌Citésの特集号、人工知能におけるジェンダー問題、人工知能の「エシカル・バイ・デザイン」を扱ったいくつかの論文がある。 |
井上彰氏東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻准教授。井上氏は、政治哲学全般を専門としており、とくに分配的正義の理論(平等論)に詳しい。他にも、デモクラシーの政治哲学や現代政治思想史(とくにジョン・ロールズの研究)について研究しており、最近は、サーベイ実験を駆使した実験政治哲学の共同研究にも力を入れて取り組んでいる。 |
アレクサンドル・ジェフェン氏フランス国立科学研究センターCNRS(タリムUMR/パリ第3大学ソルボンヌヌーベル校)の研究主任。Fabula.orgの創設者であり、現代文学、思想史、執筆、デジタル・ヒューマニティに関する執筆活動を行っている。現在は人工知能とその文化的側面について研究している。また、CNRSの人間社会科学研究所の科学副所長として、学際的な研究を担当している。 |